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AnyMind Group
Jul 7, 2025
AnyMindが進める「AIワークフロー導入」の取り組み
AnyMind Groupは現在、全ての事業領域と組織にAIを組み込み、アジアを代表する「AI-Native Company」への変革を加速させています。社員一人ひとりがAIを前提に業務プロセスやプロダクト、人材の役割を再設計することで、「1年で生産性を2倍にする」という目標に挑戦しています。
今回は、AIを最大限に活用することを前提とした「ワークフローの再構築」をテーマに、現在進めている取り組みと、その課題解決策や優位性について紹介します。
1. AIと人の共創を実現する、業務自動化のためのステップ
AI活用による業務自動化への進化は、大きく3つのフェーズに分けて捉えることができます。
■フェーズ1:ツールの進化(単一作業の効率化)
AIを「ツール」として使い、個別の業務における作業時間や工数を削減する段階です。限定的なタスク、反復業務を効率化していきます。業務プロセス全体には影響せず、局所的な改善にとどまります。
■フェーズ2:ワークフロー再構築(業務の再設計)
業務プロセス全体を見直し、複数のタスクやシステムを繋いでワークフロー自体を再設計します。部分最適の寄せ集めではなく、ゼロベースで業務フローを組み替えることで、大幅な効率化やスピード