Case Study

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Influencer Marketing

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Shell India|現場起点で伝える“インクルージョン”のかたち

企業姿勢を自然に伝える、共感型マーケティング支援

インクルージョンを「語る」だけでなく、「実装」するために

AnyMindは、Shell Indiaが取り組む「インクルージョン(多様性の受容)」の実装に対し、インフルエンサーマーケティングを通じた共感形成を支援しました。
Shellは、聴覚・発話に障がいを持つ人材によるガソリンスタンド業務の定常的な運用モデルを一部地域で導入。これは単なるCSR活動や一過性のキャンペーンではなく、日常業務の中で多様性を継続的に体現する取り組みです。
本施策では、「過度な演出」や「企業主導の語り」ではなく、実際の利用者・生活者によって生まれる自然な共感の広がりが重視されました。


実店舗における障がい者雇用と、共感性を重視した情報拡散

実施内容(Shell India):

  • インド・プネー、フブリなどの主要都市にて、障がいを持つスタッフを中心としたガソリンスタンド運営を実施
  • 特別な告知や演出は行わず、通常通りのサービス提供に注力
  • 顧客が気づくことで生まれる「静かな気づき」を通じた認知・理解を促進。


支援内容(AnyMind):
  • ターゲットを社会課題、ブランド誠実性に関心の高い都市部のZ世代・ミレニアル層に設定
  • インフルエンサーマーケティングプラットフォーム「AnyTag」を活用して再生数ではなく“価値観への共感”を重視するクリエイターと連携し、Instagramでキャンペーンを実施
  • AnyTagのオーディエンス分析により、感度の高い視聴者層への効果的なリーチを実現


再生数以上に、“新しい層”からの共感を獲得

ShellがInstagramに投稿した動画は140万回以上のオーガニック再生を記録。累計再生数は300万を超えました。コメントも多数寄せられ、数字以上に、「企業姿勢への共感」が可視化された施策となりました。

  • 視聴者の93%が非フォロワーであり、新規接触層への波及効果
  • コメント欄には、「静かだが印象的」「こうした姿勢こそ信頼につながる」といったポジティブな声が多数


テンプレート化されたキャンペーンではなく、“誠実な物語”を広げる

今回のプロジェクトにおいて重視したのは、「見せ方」ではなく「あり方」でした。
企業として本質的な取り組みを実行しているShellの姿勢を、誇張なく、自然な形で届けるために、私たちは次の3点を徹底しました。

  • 演出より“現実”を重視する配信設計
  • ストーリー性のあるナラティブ構成のクリエイター選定
  • “共感の広がり”を目的としたターゲティング


インフルエンサーマーケティングが「人を動かす手段」である以上、届けるべきは“感動”ではなく“行動や価値観の共鳴”だと考えています。


共感は、自然な日常の中から生まれる

「The Silent Shift」は、派手な演出や声高な主張ではなく、あくまでも“業務としての誠実さ”を通じて社会にインパクトを与えた事例です。
AnyMindは今後も、商品・サービスの販売支援にとどまらず、企業の価値観や姿勢を伝えるブランディングの観点から、社会との共感を育む支援を続けてまいります。

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